2008年8月7日木曜日

Room 46




昨日とは打って変わって今日は良い天気。今日出かければ良かったと、かなり後悔したが仕方がない・・・
いつもBritish Museum(大英博物館)の近くを通るので時々時間がある時は無料なのでちょくちょく寄って何度も見に行ったりしている。パリのルーヴル美術館と肩を並べるほど広くて膨大だ。世界中の古代ものからのコレクションがあり(特にギリシャやエジプトものは多い)このての博物館では世界一だろう。館の中は分かりやすく綺麗に展示してはあるが、かなり広いので迷子になってしまう程だ。最近はシーズンなので世界中の人々が沢山やってきてかなり賑わっている。
今回は長くロンドンに滞在しているので贅沢に何度も見にきているし余裕がある。最近では何処に何があるかがだいたい頭の中に入っている。
しかし何時行っても46室のEurope 1400-1800 の展示室だけ開いていない。毎回行くたびに今日は開いているのか?いつ開くんですか?とか聞いてはいるが、なかなか見ることが出来なかった・・・
46室はヨーロッパの中世あたりからのものが多く展示してあり結構重要だと思うのだが、どうして何時も開いていないのかが不思議だ。
今日も少し時間があったので、館に入ると真っ先に案内カウンターの人に少し強めに訪ねてみた・・・「46室は何時も閉まっているけど、今日もまた閉まってるの?見たいんだけど・・・いつ開くんですか?」しばらくすると今日は僕の言い方が良かったのか、やっと思いが通じたのか?大きな体の警備員がやってきて見せてくれると言ってきた。そしてついて行くと裏口の方から通り抜け、古い業務用エレベーターに乗り2階へ上がった。そして裏側から46室に連れて行かれた。今日もどうやら部屋は閉まっていた様子だが僕だけ入れてもらい一人で贅沢にたっぷりと鑑賞することができた。予想通りいろいろと興味深い品々が沢山あり写真も撮らしてもらった。帰り際、警備員に、「この部屋重要な展示室だと思うのだけど、どうして何時も開いてないんですか?」と尋ねてみたが彼も理由は分からない様だった・・・
先日Stoke-on-trentの博物館で会ったSlipwareの梟の兄弟?も僕を待っていた気がした・・・

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