2008年6月13日金曜日

Academy




「Summer Exhibition 」というRoyal Academy of Artsの展覧会を見た。ピカデリーの一等地にある歴史ある王立アカデミーで毎年その会員の作品やコレクションなどを並べて展覧会をしているらしい。沢山のお金持ちや芸術好きが見に来るようだ。入場料7ポンドもして少し高いな?と思いながら中に入った。さぞかし興味深い展覧会かと思って入場したが何か展示が変な感じ・・・・部屋毎に絵画や彫刻、版画などが分けて展示してあり壁面には2段掛け3段掛けと作品が所狭しと展示してある空間もある。その全ての作品にはキャプションではなく番号がふられていて、どうも展示の仕方が変だ。
入り口でもらったカタログにはその番号と作品のタイトルや値段などが明記されていて、まるでどこかのデパートの展示即売会のようなムード。かと思えば有名なアーティストの作品も掛っていたりする。
どうやら有名なアーティストもアカデミーの会員だったり、またアカデミー会員の画家?(半分素人の人まで)など様々な美術家?の作品が一堂に展示されているようだ。そして版画など手軽な作品はかなり売れていて、いわゆる赤マルが付けられている・・・・それも沢山・・・・・毎年この展覧会を楽しみにしている人がかなりいるらしい・・・妙なアカデミーという世界を見てしまった。

2008年6月12日木曜日

渋滞




今日夕方帰る途中のバスで何やら前方が慌ただしく渋滞していた。大きな叫び声やクラクションを鳴らしながら旗を振りかざして走る車など、あたりがやけに騒々しい。どうやらサッカーに熱狂しているサポーターたちが興奮して道路をふさいでいる様子だ。たしかこのエリアはポルトガル人が多く住んでいる地域なのでポルトガルチームのサッカーの試合が行われているのか?丁度今2008年欧州選手権のユーロサッカーが行われているので興奮した狂ったサポーターが道をふさいでいる様子だ。おかげでバスは通れなくなり、かなりあたりは渋滞になってしまった。
まったく迷惑な人々だ・・・・・・・・・・・・

2008年6月9日月曜日

Basel





昨日までスイスのバーゼルにKさんとH君と3人で出かけ有名なアートフェアを見に行った。天気はほとんど毎日曇りで気温も低く時々雨も降っていて少し残念だったが充実した旅だった。
みんな旅慣れているのでバーゼル空港でレンタカーを借りてフランス側の超安ホテルに3人で宿泊し、毎日車であちこち出かけ、ベルン、チューリッヒなど他のスイスの街にもドライブして満喫。
スイスは比較的小さな国なので車で街を回るにはちょうど良く、さらに高速道路も全てタダ。
またバーゼルはフランス、ドイツとの国境に面した街なので車ですぐに3国を20分程で行ったり来たりできる、ちょっと日本人には不思議な感じだ。通貨もロンドンではポンドを使用し、スイスではスイスフラン、またフランス、ドイツではユーロなので少し面倒くさい。
このバーゼルアートフェアーはヨーロッパ本土での中心のアートフェアーなのでかなり多くの人々とまた出店しているギャラリーもかなりの数だ・・・・もう多すぎて見るのも一苦労。
会場には世界の有名ギャラリーがひしめき合い、その間をグルグルさまよい歩くような感じだ・・・・・そして膨大な数の作品群が数日で売り買いされていく・・・まさに現代美術屋台街といった様子だろうか。街にはメインの巨大な2つの会場があり、一つの会場ではunlimitedと言われエキジビションやトークが行われ、隣のメイン会場には世界の有名ギャラリーのブース形式となっている。また近くには10年程前から始まった別のアートフェアーのLISTE、さらにその後から始まったVOLTAやSCOPEそして今回から始まった?HOT ARTというラテン系のギャラリストたちが主催するものと、年々拡大傾向にあり、世界中からギャラリーがお客様を求めてやってくる。
まさに街中で同時多発的にアートフェアー三昧・・・シャトルバスも出て、しっかりとどの会場にも行けるようにサポートしている。本当にアートずくしの週だが、と同時にサッカーの試合もあり赤い服や顔にペイントしたスイスフーリガンも街には沢山集まって来ていた。
6月4日~7日

2008年6月4日水曜日

Degree Show & Talk



最近は毎日天気が優れない。まるで涼しい梅雨時期のようだ。たまに晴れるとすぐに数日しとしと雨・・・これがイギリスなのだろう・・・・・・・

Royal College of Art (通称RCAと呼ばれている)Degree Show(卒業展覧会)を見に行った。この時期は先日のブライトンと同様にロンドンでも各大学で卒展がいくつか連続的に行われている。大学院ということもあってかなり内容も充実している。やはり学校の中できちっとした展示がされていて、ちょっとしたビエンナーレのようだ。みなさん名刺代わりに自分たちのポストカードに作品とメールや連絡先を印刷してスマートに置いてある。またカタログも当然作成されてはいるが、おまけにプライスリストまであり、すべての作品が販売されている。(すでに何点かはSold Out)やはりここはロンドン、プロフェッショナルな土壌が確立している。

夕方からはChelsea Collegeのレクチャーシアターでのレクチャー参加。リサーチTrAINのCuration and the Transnationalという新しいConversationのシリーズが始まり、新しくInstitute for International Visual Artsの所長に最近なった人でSebastianLopez氏の話。南米アルゼンチン出身で2004年の上海ビエンナーレなど国際的に活躍しているインディペンデントキュレーター。もちろん全て英語なので内容の理解がなかなか大変だった・・・・その後は近くのパブでのイギリス式のビールでの交流会・・・・・
明日からは数日スイスのバーゼルに出かけてアートフェアーを見に行く。

2008年6月2日月曜日

カモメの街ブライトン







ロンドンのヴィクトリア駅から南に列車で約一時間、イギリス海峡に面した人気のリゾートタウンのブライトンに出かけた。以前からお付き合いのあるブライトン大学でのDegree Show(卒業制作展)での学生作品に賞を与えるための審査の仕事だった。日本からのチームと夜ホテルで合流し翌日から各アトリエを回って沢山の作品を見た。こちらの卒展は日本のように美術館などのスペースを借りて行うのではなく学校の普段使用しているアトリエを自分たちでキレイに片づけ壁も白くペイントして展示している。この時期(6月上旬あたりから)ロンドンの学校なども一斉にDegree Showが行われ学校はかなり活気がある。今回は韓国のソウル大学からも2名の教授が招かれていて彼らと一緒に作品の審査をした。作品を見て回るとその学生たちも自分の作品についての説明を熱く語る・・・その後は夕食会と次の日は昼からレセプションでの豪華な昼食会。多くの関係者やスポンサーなどが招待されていてかなりのイベントだ。まさに卒展とオープンキャンパス、学際とが合わさった感じだろうか・・・また華やかな様子とともにかなりプロフェッショナルな部分もあり、後日ビジネスの日まである。デザイン、建築、ファッション、アート(絵画、版画、写真、彫刻・・・すべてのコースが卒業後の社会での仕事に対してのアプローチをしっかり考えている・・・・・・・うちもそろそろ卒展のコンセプトを検討した方が良いのかもしれないと感じた。

そして夜は最大のイベントのファッションショウも盛大に行われた。かなり気合いが入っていて抜群のスタイルのプロモデルが沢山出場し学生作品の服を着てのショウだ。噂には聞いていたが作品もレベルが高く本当にショウも素晴らしいものだった。

滞在途中に一日昼間時間が出来たのでブライトンから東へバスで一時間程の有名な断崖Seven SistersとBeachy Headにも出かけた。セブンシスターズとはユニークな名称だがかなり危険な白亜の切り立った断崖で海岸線にそびえ立つ白い石灰岩の崖だ。7つのうねの様になっていて広い丘の緑と白のコントラストで本当に美しく素晴らしい景色だった。

5月28日~6月1日 
Brighton

2008年5月26日月曜日

農作業






昨日はKさんが借りている畑に出かけた。みんなで耕して作物を植える予定だったか、あいにく朝から天気が悪く雨が降っていたのでテンションが下がり参加者が少なくなった。しかし午後には回復してきたので結局3人で出かけて4~5時間汗を流しながら必死で放置された草ぼうぼうの畑の草を取りながら耕した。まさかロンドンに来て畑仕事をするとは思わなかったが、最後にジャガイモ、トマトなどの苗や種を植えてきた。3,4か月後の収穫が楽しみだ。
身体ともに作業でくたくたになったが、その後の夕食での飲み会ではみんなでかなり盛り上がった。

2008年5月25日日曜日

ロンドン生活

ロンドンでの生活もだいぶ慣れてきた。最近は暖かくなってきたし快適だ。
ようやくリーズナブルで少し広めのフラット(貸し部屋)も見つかったので部屋探しの労力から解放された。毎日毎日物件探しで街中をあちこちバスで出かけていたおかげで家賃の相場と同時に地理にも詳しくなった。まったくもって家賃や物価は高い。もう少し粘って安くて良い物件をとついつい探したい気もしたが、まあこれもタイミングがあるので難しいところだ・・・・

しかし物価が高いのと反対で主要な美術館や博物館が無料だということがこの街の立派なところだ。
パリとは違いその膨大なコレクションを無料でいつでも誰でもタダで見れるのが何とも素晴らしい。
だからどんなに貧乏でも子供でも毎日美術館に朝から晩までいればかなり美術に詳しくなることが出来るだろう。日本ももう少し見習ってほしいが、でも同時にここは税金も高いから仕方がないか・・・


The British Museum (大英博物館)

The National Gallery 

Tate Modern