以前から知っていたが一度も行ったことが無かったので有名なKroller muller museumに出かけた。列車やバスを乗り継いで2時間程かかるので、また少し気合いを入れて早起きして出かけた。このクレラー・ミュラー美術館は広大な自然保護地域の中にあり周囲はDe Hoge Veluwe国立自然公園になっている。そのほぼ中心に美術館が建っていて季節の良い時期であれば無料のレンタル自転車でサイクリングやピクニックを楽しめる所だ。しかし真冬のこの時期なので日照時間も短く、おまけに天気も曇り空なので人影は殆ど無く野外彫刻庭園はかなりひっそりしていた。館名であるヘレーヌ・クレラ―・ミュラー夫人(1869-1939)は同時代を生きたアーティストの作品を数多く集めて20世紀最大のコレクションを築き、この美術館も1939年にベルギー建築家ヘンリー・ファン・デ・ヴェルデによって建設されたものなので、かなり歴史を感じる。美術館のコレクションは近現代美術が中心で特にゴッホの作品を多く収蔵している。またいくつかのテンポラリーエキジビションスペースがあり現代美術の企画展も行われているので古さを感じさせず素晴らしい美術館だ。広大で美しい森林には沢山の野外彫刻作品が設置されていて規模も大きい。日本では箱根彫刻の森美術館や軽井沢のセゾン美術館といった感じだろうか・・・?
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