2009年1月29日木曜日

Busy




ロンドンのイーストにあるW氏のスタジオを見に行った。W氏はイラク人アーティストでもう20年以上ロンドンで制作活動をしている。壁に大きなコットンキャンバスを直接張ってアクリル絵の具でシンボリックな風景をダイナミックに描いていた。  先日、久しぶりにチェルシーのレクチャーシアターでのTrAINセミナーに出かけた。昨年行われた28thサンパウロビエンナーレに関する報告とディスカッションだったが、その後はアジアンレストランでのディナーに誘われ沢山飲んで交友関係も広がった。
来月行う英語でのトーク原稿作成も最終段階に入ってきたが、まだまだパワーポイトに沢山画像を張り付けたりと作業が山積みだ。 http://www.transnational.org.uk/people/types/25
3月19日からイーストのギャラリーでグループショウの話も決まり、スタジオでの作品制作も忙しくなってきた。もうすぐ日本に帰らなくてはならないので、かなり後ろ髪を引かれる思いだ・・・ロンドンでの生活も順調で作品もどんどん出来るし、ここは全てがインターナショナルで面白い。また最近はいろいろとコネクションが広がりつつあるのに・・・・もう少しここで制作したい気持ちで一杯だ。毎日毎日スピード感が出てきて本当に忙しくなってきた。

TrAIN PhD Seminar
Suda Masahiro
Tuesday 17 February 2009
TrAIN room (E204) 2.00pm

We would like to invite you to our next PhD seminar at which Suda Masahiro (TrAIN visiting fellow 2008-9) will talk about his work.

Suda Masahiro is an artist, based in Nagoya, Japan and currently Associate Professor of Nagoya University of Arts. His works have been widely exhibited in Tokyo, Nagoya, Cologne, Berlin, Vilnius, Bangkok and Beijing. In his early works, Suda obsessively explored the power of colour ‘yellow’ through yellow objects, yellow painting and yellow rooms to give emotional impact and dislocation. His recent series of installation of painting works, ‘Colourscape’, began in 2000, demonstrates his continuing interest in exploring the relations between colour/composition and time, memory and emotion. Suda’s signature monochrome and disguisedly simple imageries offer complex and multiple ways of looking at the world.

2009年1月12日月曜日

ice




昨日は久しぶりに天気が良く少し寒さが和らいだ感があった。週末、氷の彫刻がNational History Museumの入り口で展示されていると聞いたので見に行った。札幌の雪まつりのようなダイナミックさはないが、日本でも珍しくない氷の彫刻が並んでいて家族連れや子だも達に人気だった。アムステルダムでも見たが、その横に小さなスケート場も出来ていて冬のロンドンの雰囲気を感じた。丁度、博物館ではダーウィンの企画展が行われていたので見に行ったが日曜日で天気も良かったので沢山の家族連れで賑わっていて会場では落ち着いて鑑賞出来なかった。
来月に自作品やロンドン滞在についてなどをリサーチセンターでトークをすることになり、その英語での原稿作成などで結構忙しくなってきた。

2009年1月7日水曜日

new contemporaries



年が明けてまた一段と寒くなった気がする。鈍より曇りの日が多く相変わらず暗くなるのも早いので太陽を見ることが殆ど無い。昨晩もかなり冷え込んで外はまるで冷凍庫の中を歩いているような感じだ。
これでは部屋を出る気にならないし何か冬眠してしまいそうだ・・・・

昨日はスタジオを一緒にシェアしているM君とnewcontemporariesという展覧会を見に行った。これは毎年行われている審査式のコンペで美術大学などを卒業した直後の学生を対象にして公募し、2,3名のアーティストが審査員となって30,40名のアーティストを選んで展示している。Bloombergなどがスポンサーとなり1000人近くの応募があるらしいので倍率もかなりのものだ。もう10年程継続されていて毎年しっかりしたカタログも作成されているので、卒業してすぐにここで選ばれるとチャンスも広がるらしい。多くのギャラリストやキューレターなどが見に来るのでこの展覧会後のオファーがあり国際的デビューのきっかけになり注目されている。会場は至って簡単なもので二階建ての古く使用されなくなった建物で大したインフォメーションもなくイーストロンドンで行われている。