2008年7月14日月曜日

Atlantis




朝から良い天気の日曜日。休みの日はほとんどの店が閉まっていて街中渋滞もなく静かな感じだ。
休日でも営業しているので久しぶりに画材店に行って買い物。ロンドンではイーストにあるATLANTISという画材店が大きくて自社製品もあり、だいたいのものは揃う。ニューヨークのPEARL PAINTやドイツのBOESNERといった感じだろうか。ロンドンも当然アーティスト人口はかなり多いので倉庫状になった店内には大きなキャンバスや絵の具が沢山売っている。特別安いわけではないが品数は豊富だ。値段は日本とだいたい同じくらいだろうか、どうしてもポンドでの計算になるので割高感はある気がする・・・

2008年7月13日日曜日

Gallery




毎日天気が良かったり悪かったりで変化が激しいこのごろ・・・今日は午前中はかなり涼しく(肌寒いくらいで16度くらいだろうか)本当に夏とは思えない・・・
すぐ歩いて3分程の所に有名なアメリカのGAGOSIAN GALLERYがある。(ロンドンには2か所あるが)あまりにも近すぎて、まだ見に行ってなかったので今日はようやく行ってみた。
外観は地味だけれど中に入ると巨大なN.Y.のようなやっぱりアメリカンサイズのギャラリー。展覧会も有名なアメリカ人アーティストTom Friedmanのsolo exhibition。巨大な白い空間に立体作品中心にシンプルかつ上品に展示してあり、まるでいたずらっ子の様な作品群。紙や現代的な比較的軽い素材でドッキリするようなユニークな立体作品を中心に制作する。同時に見に来ていた若者たちはかなり喜んでいた様子だった。こんな作品を見ていると、あらためて現代美術の楽しさを思い出した・・・

2008年7月10日木曜日

British Library




最近は毎日毎日雨降りばかりで天気が悪い。気温も低くて全く夏という感じがしない・・・まるで10月末頃の感じで涼しいどころか肌寒い。今日は特に一日中しっかり雨が降っていた。
歩いて5分程の所にBritish Libraryがある。以前はBritish Museum(大英博物館)の中にあったが10年程前に先端技術を導入して現在の場所に新しく巨大な「世界の図書館」として生まれ変わった。
ポスターを見かけて気になっていた展覧会The Ramayanaがその図書館内のギャラリーで行われているので行ってみた。今日は雨がかなり降っていたし他にも用事があったので下見ということで少し立ち寄ったが、すぐ近くで無料なので再度じっくりルーペでも持って見に行こうかと思っている。
ラーマーヤナとはサンスクリット語がルーツのインドや東南アジアなどに古くからある長編叙事詩だが、それに基ずく絵画(水彩画が多い)も数多く制作されていて興味深い。紙に描かれたものが多いので状態の上でも17~20世紀頃のものを市場ではよく見ることがある。さほど大きくない紙上に大胆かつ細密に描かれていてエキゾチックで美しい。以前から興味がありアジア旅でも沢山の本を購入した。

2008年7月7日月曜日

Slipware




陸上の大会があったKさんと一緒に朝から車でBirminghamに出かけた。ついでに時間ができたので、好きなイギリスの古陶器のSlipwareを見に少し列車で足を延ばしてStoke-on-trentに出かけた。以前ある雑誌で特集されていて、気になっていたのでそのコレクションのある博物館(資料館)に行ってみた。少ない手がかりをもとに探し当て、そのローカルな博物館はあった。Slipwareとは17世紀初頭から18~19世紀にイングランド中部のスタッフォードシャーを中心に生産された焼きもので、大きなパイ皿などがあり、その絵柄はかなり素朴でユニークだ。日本人にも馴染みが深く、過去、民芸運動の柳宗悦や陶芸家の浜田庄司、河井寛次郎などがその美を見出したのは有名な話だ・・・・
至ってローカルな場所で他には見るものは無いが、良いSlipwareのコレクションがあった。

Opening




一昨日の夕方にギャラリーのオープニングがあったので出かけた。ロンドンのイーストにいくつかのギャラリーがかたまっている。通常は木曜日(金曜日や土曜日は逆に週末のプライベートの用事が多いため)にオープニングをするようだがこの日は金曜日だった。このエリアの3~4のギャラリーが同時にオープニングをしていてかなり人が集まって賑わっていた。みなさんビールやワインを片手に作品鑑賞やビジネス、くだらない話などいろいろだと思うが、作品もペインティングを中心に様々だ・・・・これから夏になるとヴァカンスシーズンになるのでしばらくギャラリーの展覧会は秋までは少なくなるだろう。

2008年7月4日金曜日

Flat



今月から新しいフラット(貸し部屋)が見つかったので引っ越すことになった。かれこれ20か所ぐらいは結局また物件を見て回ったが、どれも一長一短でベストなものはなかなか無い。家賃、空間、立地条件や日当たりなど要素はいろいろとあるが値段以上でコストパフォーマンスが優れているものを探すのが常だろうが・・・結局部屋の広さは多少犠牲にして便利な場所を選んだ。ここは丁度名古屋駅みたいな場所でどこに行くにもバスや地下鉄一本で行ける場所だ。また結構自由に過ごせそうで何かと融通のきく大家さんらしい・・・・早速壁の色が気に入らなかったので(淡いパステル調のグリーン)、自分で白く塗り替えたいのでペンキが欲しいと大家さんにお願いして、ペンキをもらい昨日と今日で一日中壁塗り・・・徹底的に一日塗って今日でほぼ完成した。どうせ僕の出た後は始めより綺麗になっているのだから問題ないと思う・・・まさかロンドンで壁を白く塗るとは思わなかったが今まで何度壁を白く塗っただろうか・・・明日から棚の位置を変えたり更に使い勝手の良いようにしようと思う。