2008年6月13日金曜日

Academy




「Summer Exhibition 」というRoyal Academy of Artsの展覧会を見た。ピカデリーの一等地にある歴史ある王立アカデミーで毎年その会員の作品やコレクションなどを並べて展覧会をしているらしい。沢山のお金持ちや芸術好きが見に来るようだ。入場料7ポンドもして少し高いな?と思いながら中に入った。さぞかし興味深い展覧会かと思って入場したが何か展示が変な感じ・・・・部屋毎に絵画や彫刻、版画などが分けて展示してあり壁面には2段掛け3段掛けと作品が所狭しと展示してある空間もある。その全ての作品にはキャプションではなく番号がふられていて、どうも展示の仕方が変だ。
入り口でもらったカタログにはその番号と作品のタイトルや値段などが明記されていて、まるでどこかのデパートの展示即売会のようなムード。かと思えば有名なアーティストの作品も掛っていたりする。
どうやら有名なアーティストもアカデミーの会員だったり、またアカデミー会員の画家?(半分素人の人まで)など様々な美術家?の作品が一堂に展示されているようだ。そして版画など手軽な作品はかなり売れていて、いわゆる赤マルが付けられている・・・・それも沢山・・・・・毎年この展覧会を楽しみにしている人がかなりいるらしい・・・妙なアカデミーという世界を見てしまった。

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